ぼくたちは勉強ができない92話 最新話のネタバレと感想!

ぼくたちは勉強ができない92話のあらすじ

理珠の素人催眠術にかかった成幸は目を覚ます。
そんな彼の瞳に映るのは服を脱ぎかけた理珠の背中。
催眠にかかっていた時の事を覚えておらず、今の状況に戸惑うのだった。

人の気配を感じた理珠は振り向き、起きていた成幸に見られていたと赤面し焦る。
催眠術にかかっていたことは伏せて事情を説明する彼女は突然、意味不明な台詞を吐き出す。
「ひざ枕どうぞ!」
自分の膝へ手のひらで優しく叩きながら、ここにおいでと言いたげな彼女。

魅力的な提案だが必死に断る成幸。
しかし体は言葉とは裏腹に、無意識に理珠のひざ枕へと頭を乗せてしまう。
(ってアレェ!?体が勝手に!!)
「こんな催眠が正直ここまで効くとは…仰天です…」
ここで初めて成幸は自分が催眠にかかっていたことを知った。

理珠は深く催眠へと誘導するように優しく言葉をかけながら成幸の頭を撫でる。
そのリラックスした成幸の顔に我慢できず、つい胸を押し付けるように強く抱き撫でまくる。

過激なスキンシップに晒される中で必死に何かを耐え続ける成幸に更なる誘惑が襲う。
「そういえばお腹すいていませんか?成幸さん」
人に甘えることが苦手な成幸を思い、このまま食べさせると彼女は言うのだった。

否定する間もなく、「あーん」をされるが、口へ運ばれるは何故か生のニンジン。
いつもと違う可愛げな成幸が以前飼っていたウサギに似ていたからだと恥を公言する。
もっともその後ちゃんとした食事を食べさせて貰った。

少し落ち着いた成幸に理珠は改めて成幸のやりたいことをが何かを問う。
それでも頑なに口を噤む彼に、追加で催眠術をかける。
たが、逆に理珠がかかってしまい、お互いが催眠術にかかったまま、今度は成幸が「あーん」や「ひざ枕」を理珠にするという甘い空間が作り出されてしまう。

今度こそ落ち着いた二人は恥ずかしげに背中を向け合う。
そんな中で、徐に口を開く成幸。
「俺、VIP推薦蹴っちゃおうかな」
今すぐにではないが、そうできたらいいなと冗談まじりに語る彼を彼女は放っておけない。
「悩んでる場合じゃないですか」
必死で推薦を獲得した成幸のことを、ずっと近くで見てきた理珠には、それがどれだけ重大なことか理解していた。
そして、彼にそこまでしても「やりたい」と思わせる何かを彼が持てたことを喜ぶ。

だからこそ許せないのだ。
「でも無理なんだ。学校にも迷惑がかかるし、家族のこともあるし…」
そんな諦めの言葉をつらつらと何でもないように吐き出す成幸に黙ってはいられない。
「だからって悩むことすらあきらめないでください」
「成幸さんにとって一番大切なのが成幸さんじゃないですか!」
「やりたいことがあるのに、ないフリしないでくださいっ!!」
興奮し、捲し立てる理珠。

「ちゃんといっぱい悩んでください…疲れたら…また私がいつだって甘えさせてあげますからっ!」
その優しさに溢れる言葉を聞いた成幸はハッと気付かされたような笑顔で小さく肯定した後に、いつもと異なり、理珠と名前で呼んだ。

最後の最後で何時の間にか催眠状態へと舞い戻る成幸。
頭を撫でるという行為が催眠のトリガーとなり、催眠癖のついた成幸を心配する理珠だった。

ぼくたちは勉強ができない92話の感想と考察

やばいです。書きたいことが多すぎます。
今回の話で一番大事な要素は、やはり成幸の今後を示唆する思いでしょう。
今はまだ明確にそれが何かは分かりませんが、時が進み、今の現状が少しずつ変わる中で、彼はいつかそれに向かって進むのだと確信させられました。
多分ですが、それは今受けようとしている学校、学部に関連し、本当に行きたい学校があるのかも知れません。もしくは留学といった候補も考えられます。
そしてもう1つ今回の話で重要なのは理珠の変化だと思います。
元々理系が得意な彼女は「人の思いを汲む」ことを苦手とし、常々人の心情が分からないと言っています。
それが今回催眠術を使うことで、成幸の本音を聞き、自らも幸か不幸か本心で相対する。
最後には、成幸の視線、表情、話し方、色々な面から、彼のことを思って怒るような悲しむような言葉を言えました。
催眠術は反則ですが、彼、彼女達はやはり少しずつでも成長しているんだと改めて感じました。
今後も彼らのラブコメあり青春ありの日常を楽しみにしております。