ドメスティックな彼女212話 最新話のネタバレと感想!

ドメスティックな彼女212話のネタバレ

 

「先生が…いなくなった!?」

夏生の口から出る驚きの言葉。

入院した桃源先生を見合いに来たが、担当看護婦から検索の時間に呼びに来てみれば、いなくなっていたと聞かされる。

夏生と一緒に見舞いに来た華が、少々体調を崩しただけなのに何故ここまでの大騒ぎになるのかと聞く。

 

夏生は本当のことを言うことにした。

未だ可能性だが、重い病気かもしれない、更には先に受けた検査で肺に癌かもしれない影を見つかっていた。

このまま放ってはおけないと桃源を探しに向かう二人。

 

その頃、とある線路の踏切を前に佇む一人の男がいた。

バックを片手に持ち、眼鏡をかけたその男の瞳は何かを見つめ続けていた。

 

桃源を探し始めた夏生達は手がかりを求めて桃源の自宅を訪れる。

いつものごとく、勝手知ったる家の中を歩き、書斎へと向かう。

そこは数多くの本が床にばらまかれているが、そこに桃源のバックもあった。

また、机の上には今日の日付で何件かの連絡先が記載された紙切れを見つける。

 

こんな時まで仕事かと憤る夏生。

「本気で死ぬつもりなのかよ…」

夏生の言葉に戸惑う華はどういうことかと詰め寄る。

そんな華へと夏生は桃源が手術を受けるつもりがないこと、それは運命であり、罰であり受け入れると言っていたと嘆く。

桃源の思いを聞いた華は叩きつけるように机を叩くと家を飛び足す。

その足でまた桃源の捜索を再開するつもりなのだ。

「どうしても言いたいことがある!」

 

夕暮れの河川敷を歩く男は、もうすぐ沈む太陽を見ながら徐にタバコを口に咥え、火をつけようとする。

その時、横から猛烈なタックルをする女が一人

「ダメーーー!」

そう桃源の口からタバコを奪う華だった。

遅れてきた夏生は怒鳴る桃源に謝る。

「すみません!言っちゃいました、全部!」

驚き、怒る桃源に構わず続ける夏生。

桃源が以前言った「親を気取る資格はない」との言葉に。

親に資格がいるかは分からないが、その言葉を理由にして会わないということは、本音ではいい親でありたかったのではないかと問う。

「それができなかったから、合わす顔がねぇんだろ…!」

悲痛の叫びが響く。

 

しかし、華は違う。

「私に父親はいません!!でも、先生の本から沢山色んなことを教えてもらいました。どんな思いで作品を作っていたのかも…」

その上で、新人作家として作家である桃源に会いに来た。

昨日書き上げた作品を手にして読んでくれと言う華。

 

手にした原稿が風に舞うも、それを拾う桃源と夏生。

 

華は続ける。

これから自分は桃源の話よりも面白い話を書き続ける。

5年後になるか10年後になるかは分からない。

でもいつか読んで欲しい。そして感想を聞かせて欲しい。

 

そんな淡い想いを紡ぐ華に桃源は手に持っていた1枚の原稿を見て、一瞬でダメ出しをする。

桃源は泣きそうであり、嬉しそうに、こんなにすぐ改善点が見つかるようじゃ越えるなんていつになるやらと告げると、最後にこう言った。

「こんな宣戦布告されたら、おちおち退場できねぇなぁ」

 

その後、無事に入院生活に戻った桃源を見舞う夏生。

手術の決まった桃源にお返しとばかりに取材する。

凍結は夏生を見て、作品を書かないなら、退院して仕事を再開したら取材を手伝えと言うのだった。

 

一方のアメリカへと渡ったルイ。

彼女は部屋で本を読んで過ごしていた。

ルームメイトが休日ぐらい外に出ろと発破をかける。

アメリカはカップル文化であり誰か誘ってご飯にいけばいい、デートなら浮気にはならないと告げる。

だがルイは当然のようにデートの予定ならあると答えるのだった。

 

ドメスティックな彼女212話の感想と考察

 

ということで、無事に入院生活へと戻った桃源先生。

彼はまだ若い頃に小説の執筆に夢中になり、幼かった息子さんを電車に轢かれるという事故で亡くしました。

桃源先生にとって、それは自身のすぐ側で起きた、防げた事故だったのでしょう。

だからこそ、後悔に苛まれる贖罪の日々を生きていた。

ですが、今回で本当の意味で生きる意思を持ったようです。

それは娘さんの言葉であり、娘さんの小説を読むという目的だと思います。

言い換えるなら、生きる意思は生きる目的から生まれる。

現実で生きる私も、辛く、挫け、諦めてしまいそうな時こそ、桃源先生のように生きる目的を思い出して頑張ろうと思います。